ORIBAN工房

ここでは私が製作した作品を、紹介していこうと思います。
まだまだ、板金屋さんとしての腕が未熟なため、板金の技術を身に付けようと、
勉強がてらにいろいろな物を作っております。
完成品だけでなく、出来上がる過程なども掲載してまいりますので、どうぞご覧になってください。


銅板の折鶴

銅板の折鶴といっても、いろいろな形があり、いろいろな折り方があり、
人それぞれなんですが、ここでは、私の作り方を紹介します。

T-1
道具
T-2
T-3
T-4
T-5
T-6
T-7
T-8
T-9

・・・・・私が使用している道具達です。平つかみ、小づかみ、たがね等です。

・・・・・厚さ0.2mm、一辺が18cmの銅板を使用します。

・・・・・まずは、折る為に必要な線をけがいていきます。

・・・・・道具と手を使い、少しづつ折っていきます。

・・・・・背中の部分を潰さない様に注意します。

・・・・・花の様にも見えます。

・・・・・羽根や首など、折り曲げてもまだ丸みをおびている所を、叩いて潰します。

・・・・・もう一息です。

・・・・・出来上がりました。

・・・・・クリヤのスプレーを吹いて完成です。


銅板のミニバケツ

変色防止の為です。

少し小さめのバケツを作ってみました。
小さいのですが、板金の技術を身に付けるのに、いい練習になります。
展開図を描いて、切って、叩いて、丸めて、合わせて、はんだして・・・。
と、いった具合で、いろいろな工程を必要とします。

展開図
板取り
B-2
B-3
B-4

苦労するとこ、難しいとこ。


私が鶴を折りだして、かれこれもう4年程になるでしょう
か・・・。いまだに納得のいく様な、完璧な物は出来ません。
一番苦労しているのは、左右対称にならない事です!
最初に線を引いていくときに、びしっと左右対称にひいても、
出来上がってみると、必ず歪んでいます。
私がいちばん、いちばん苦労するところです・・・。

・・・・・こういった物を作る時は、展開図というものを描かなければなりません。
    正面と上から見た図を描き、必要な寸法をだして、使用する部品をそれぞれ
    バラバラにし、開いた図を描きます。

・・・・・画用紙に描いた展開図を銅板に写し、切り取ります。
    線通りに切り取るのも、なかなかに難しいのです。

・・・・・組み立てる前の段階です。それぞれの部品を
    折ったり、丸めたりしたところです。

・・・・・取手の断面です。
    両側には銅線が巻いてあります。

・・・・・軍手と並べて比較してみました。
    このくらいの大きさです。